何かの巣のような、難解な芸術作品のようなこれは、冷蔵庫の野菜室で保存してあったグラジオラスの球根から根も芽もでてしまった結果です。
大変申し訳ないことをしてしまったわけです。
暗いところにまとめて押し込められている中、そろそろ大地に植えてほしい時期だと悟り、根を出すけれども隣の根とすっかり絡まってしまい、重力と逆の方向にむかって芽をだすけれども太陽がないので真っ白なまま。
コロナが5類になって、出張が増えて庭仕事をする時間が足りなくなって、植えなきゃ植えなきゃと思いつつ先延ばしにしていました。
近所の庭にグラジオラスが咲いているのを発見し、慌てて冷蔵庫の中の球根をとりだしてみたのが8月14日。このありさまでした。
植物虐待の罪に問われても仕方がないです。
時間をかけて個々の球根を分け、急いで庭の雑草を抜いて土に埋めました。
祈るような気持ちでみまもること1週間、なんとか青い芽がでてきました。

球根を植えて13日後の写真がこちら。
虐待など無かったかのようにすくっと葉を伸ばしています。
いやー、ありがたい。
秋になってちゃんと来年用の球根がとれたら今度はちゃんと根や芽が出る前に大地に植え込むからね。

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