まだ頑張りが足りない、と耳元でささやく声がしたら
- ishida-yamamoto akemi
- 6月27日
- 読了時間: 1分
ある女性医師の方は、子育てをしながら臨床と研究を頑張っていらっしゃいました。

でも、いつも耳元で「まだ頑張りが足りない」という声が聞こえるような気がすると言うのです。
「医師として不十分、母として不十分、研究者として不十分」と。
どうしてそんな声が聞こえるのでしょうか。
私の想像ですが、その方は幼いころから、まだ完璧じゃない、まだ周囲の期待通りじゃない、と刷り込まれて育ってきたのではないでしょうか。
どんなに頑張っても完璧じゃないと思ってしまうのは、どこかに完璧があると思っているから。
世の中、完璧などありえないと私は思います。
一日24時間をどのように使うのかはその人が自由に決めて良いのです。
耳元でささやくどこかの完璧主義の方の声がしたら、
「また言いに来たのね、お疲れ様。でも私は私の判断でこの配分で自分の時間を使っているの。どうぞ、ご心配なく。」
とおせっかいさんにお返事してみませんか。
この記事を書いた人:山本明美(旭川医科大学名誉教授・リーダーシップを育む成長支援コーチ)
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