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まだ頑張りが足りない、と耳元でささやく声がしたら

ある女性医師の方は、子育てをしながら臨床と研究を頑張っていらっしゃいました。


でも、いつも耳元で「まだ頑張りが足りない」という声が聞こえるような気がすると言うのです。

「医師として不十分、母として不十分、研究者として不十分」と。


どうしてそんな声が聞こえるのでしょうか。

私の想像ですが、その方は幼いころから、まだ完璧じゃない、まだ周囲の期待通りじゃない、と刷り込まれて育ってきたのではないでしょうか。

どんなに頑張っても完璧じゃないと思ってしまうのは、どこかに完璧があると思っているから。

世の中、完璧などありえないと私は思います。


一日24時間をどのように使うのかはその人が自由に決めて良いのです。

耳元でささやくどこかの完璧主義の方の声がしたら、

「また言いに来たのね、お疲れ様。でも私は私の判断でこの配分で自分の時間を使っているの。どうぞ、ご心配なく。」

とおせっかいさんにお返事してみませんか。


この記事を書いた人:山本明美(旭川医科大学名誉教授・リーダーシップを育む成長支援コーチ


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