
コロナウイルスワクチンの開発への功績などでノーベル賞を受賞したカタリン・カリコ博士は過去に自分を研究室から追放し、彼女を不法移民として通報してその後の就職も妨害したかつての上司(故人)が聴衆の中にいる前で講演したときに、自分が過去に受けた上司のハラスメントに言及しなかったどころか、研究のきっかけをつくってくれた、として上司に感謝することばを述べました(ブレイクスルー、ノーベル賞科学者カタリン・カリコ自伝、河出書房新社)。
そうすることが、上司のためではなく、自分のためだとして。
私もそう思います。
過去の苦々しい出来事を繰り返し思い出してしまうと記憶が強化されてしまい、ますますとらわれてしまいがちです。
無理矢理忘れようとするのも難しいです。
カリコ博士のように、過去を手放して前進するのが良いと私自身の経験からも思います。
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