今月発売になった雑誌の巻頭言を頼まれて執筆しました。
原稿ができて、やれやれ、と思ったら、校正が送られてきて、題字は通常、自筆でお願いしています、と書かれてありました。
希望により活字で印刷も可能ですと但し書きがありましたが、実は私は3年前から通信教育でペン習字を習っていたので自筆で書きました。
正しく言うと、そうか、私がペン習字を習っていたのはこういう日のためだったんだ、と思って嬉しくなりました。
いくら丁寧に書いても、美しく書くための基本を知らないと、自己流の癖字になってしまって人前にだすのがためらわれます。
どこかでオーソライズされた書き方であれば自信をもってお出しすることができます。
いやー、ほんと、習っていて良かったです、ペン習字。
(まあ、今回の寄稿文のタイトルに関して言えば、きっと私のペン習字の師匠にはまだまだ直されてしまうレベルなのですが、読者の一般皮膚科医のほとんどの人の目にはきっと細かいミスは分からないに違いないと思っているわけです。)


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