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後輩や部下の事、どれくらい知っていますか?

後輩の指導の仕方がわからない、部下が何考えているんだか分からない、そんな悩みを聞きました。


私は・・・というと、後輩や部下が考えていることに十分に思いをはせる余裕もなく、現役時代を終えてしまいました。


コーチングを学び、実践しながら思ったことは、もっと一緒に働く仲間の事を知っておけばよかったということです。

それはきっと、雑談の類で良いんだと思います。

趣味とか、子供の頃の事とか、最近見た映画とか。

そして、後日、その話をまた持ち出して話題にすることで、関心を持ってくれていることが伝わるでしょう。


後輩の指導はそうやって関係性の基盤を築いたうえで相手に合わせたペースで始めていけば良かったのだろうなと思っています。


「将来どうしたいのか」といった真面目な問いは聞いたとしても、本音は「資格をとったらすぐにでも独立したい」、だったとしても、正直にそれを言うことはまずないでしょうから。


「まずは他愛のない雑談から」、ぜひやってみてください。


この記事を書いた人:山本明美(旭川医科大学名誉教授・リーダーシップを育む成長支援コーチ

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