時間外労働や休日勤務をやめることで職場全体のパフォーマンスを上げる
- ishida-yamamoto akemi
- 2022年4月14日
- 読了時間: 1分
この本もそうですが、最近、子供をもつ母親が職場で活躍するためには周囲はどうしたらよいのか考える機会があって、ふと気づいたことがあります。
一人暮らしだと好きなだけ働くことができて、時間に見合って成果もある程度上がって自分としては満足感を得ることができるのですが、それだと限られた時間しか働けない人に無言のプレッシャーを与えることとなり、その人たちには働きにくい職場になってしまいます。
私一人が長時間労働によって150%の成果をだしたとしても、働きすぎの私がいるせいで、仕事がやりにくくなった2人の人のパフォーマンスが50%になってしまったら差し引きマイナス50%ですから職場全体としてはパフォーマンスの低下になるわけです。
これは極端な例えかもしれませんが、自分一人がいくら長時間労働で成果を上げたとしてもたかが知れているということを認識すれば、より多くの多彩な人材が活躍できる職場にかなうわけがないのです。
ということで、土日は職場に行かない、を実践しています。

そうなんですよね。
病理医の樋野興夫先生が良く仰るんですが、これは相談される側の人に良く言う事ですが、これは職場の長にも言えることだと思います。
相談される側は忙しくても暇な振りして、暇そうにしているから一緒にお茶を一杯飲めるかなと相手に思わせるくらいの空気感がないとダメだそうです。
そうすると相談しやすい。相手に忙しそうで話しかけられないと見られることは相談者や上司としては問題だそうです(笑)難しいですけどね。
なので、ひとりで労働時間が自由になるからと自分時間で働くと、山本先生のおっしゃる通りにそうしたくても出来ない人に罪悪感を与えてしまったりして、見えないプレッシャーは半端ないものです。
結果的に委縮して本来のパフォーマンスを出せないことになりかねません。
私も自分時間で働けなかったひとりなので、私が組織で働いて一応部下を持った時には朝一番遅く来て帰りは誰よりも早く帰る。
土日はもちろんよっぽどでなければ出勤しませんでした。
でも家には仕事を持って帰って、やれることは家でやっていました。
先生、是非土日は出勤されないことを継続されてくださいね。
外から見たオンとオフの切り替え上手は全体的な仕事の効率を上げると思っております。ライフスタイルのオンとオフの切り替え上手の人は、仕事上手が多い気がします。
長々とすみません。Facebookのコメントには長すぎたのでこちらにコメントさせて頂きました。先生のブログでお花を愛でたり、自然を愛するやさしい気持ちをとても感じております。 私のBOSSである病理医の西原広史先生もとてもオンとオフの切り替え上手の仕事上手な人で、とっても人間臭い医師です。