相手が自分の話をするときの心理的な壁を低くする方法の一つとして、さっと近くの椅子を勧める、というのを
気づかいの壁 ーー 「気がつくだけの人」を「気が利く人」に変える、たった1つの考え方
川原礼子 (著)
という本で読んだので、これならすぐできるなと思っていたところ、そのチャンスがあったので実践してみました。
その日、私は職場の机でPCに向かって仕事をしていました。
その部屋に後輩が手を挙げて話しかけて良いですか、という合図をして近づいてきました。
以前の私だったらそのまま立った人を見上げながら話を聞いていたのですが、その日は近くの椅子を引き寄せてどうぞ、と勧めました。
後輩はその椅子に座って自分が懸念していることを話し始めました。
私はしっかり話し終わるまで聞いて、してあげられることを答えて会話が終わりました。
椅子を引いて勧めるという簡単なことで、仕事中に話しかけて申し訳ないとか、この先輩は自分との話を早々に切り上げて仕事に戻りたいと思っているのでは、という心配を払拭してあげることができたと思います。
なかなか上手くいったので、これからもこの椅子テクニック、使ってみます。
この記事を書いた人:山本明美(旭川医科大学名誉教授・リーダーシップコーチ)
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