親切が相手を苦しめることがある?
- ishida-yamamoto akemi
- 5 時間前
- 読了時間: 2分
「あの人から高いシャンパンを御馳走になってしまった……」
「親切にしてもらったけれど、正直あまり親しくない相手なんだよな……」
そんな時、「何かお返しをしなくては」と少し気持ちが重くなった経験はありませんか?
心理学ではこれを「返報性の原理」と呼びます。
医療の現場でも返報性の原理はよく働きます。
難しい症例の相談に乗ったり、当直を代わったり、推薦状を書いたり。
善意でやったことでも、相手が「借りを作った」と感じることがあります。
『ハリー・ポッター』の物語にも、返報性の重荷を象徴するエピソードがあります。
スネイプ先生は、若い頃に敵対していたハリーの父親に命を救われ、その借りを長年背負い続けました。
私自身も、大学で若手医師の指導や診断支援をしています。
ただ、「助けてもらっている」と相手が負担を感じる関係にはしたくありません。
そこで、
「その症例から学んだことを私の動画コンテンツに使わせてもらうね」
と伝えています。

私も学びを得る。
相手も支援を受ける。
お互いに利益がある関係だと、返報性の負担はぐっと軽くなるように思います。
あなたの親切は、本当に相手を自由にしているでしょうか。
それとも、知らず知らずのうちに「貸し」を作ってしまっているでしょうか。
もし相手に負担を感じさせない親切があるとしたら、どんな形だと思いますか?
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