80点で切り上げる勇気。完璧主義が「あなたの時間」と「後輩の成長」を奪う理由
- ishida-yamamoto akemi
- 3 日前
- 読了時間: 3分
「もっと時間をかければ、もっと良いものができるはず」そう信じて、スライドの微調整や書類の言葉遣いに何時間も費やしていませんか?
実は、その追加の数時間が、結果を良くするどころか、あなたの心身を削り、他の重要なタスク(部下との対話など)を圧迫しているかもしれません。
何かの作業をしていて、ある一定のレベルまではかけた時間に見合って完成度が高まっていきます。
例えば何かの原稿を書くとか、発表スライドを作るといった場面を想像してください。
しかしやがて、ほぼ、体裁が整った後は、二重三重にチェックをしても些細な言い回しの改善くらいで、大して仕上がりは改善しなくなるでしょう。
むしろ時間をかけすぎて疲労がたまり、作業効率が低下し、ミスも増え、最悪の場合、その原稿やスライドの提出期限を守れなかったりするかもしれません。
だったら、8割程度完成した時点で良し、として次のタスクに移ってしまうのも有りではないか、という話です。
こういう考えを経済学では「収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則」と言います。
肥料をやりすぎると作物が枯れるように、仕事も一定のレベル(80点程度)を過ぎると、投下した時間に対する成果の向上は驚くほど小さくなります。
120点を目指す時: 些細な言い回しの修正、二重三重のチェックに疲れ果て、ミスを誘発し、提出期限を危うくする。
80点で切り上げる時: 浮いた時間を「次の発表の構想」や「部下の相談に乗る時間」に投資できる。
これは「手抜き」ではなく、限られた24時間を最も有効に使うための「戦略的な撤退」です。
この考えを知ってから私も動画編集の際に言い間違いの細かいところを修正するのを止めました。意味が通じて、聞く人に不快な思いをさせない範囲であれば自分にOKをだしたのです。
そうすることで浮いた時間を次の動画の構想を練ることに使えます。
あなたは自分がかけた時間に見合う効果がえられなくなるポイントを意識して作業されていますか?
完璧主義はほどほどにして、少なくとも、自分に与えられた一日24時間をどうやったら最も有効に使えるか、それを考える時間は取っておきたいですね。
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