医学系の学会でAI関連の講演が大人気でした
- ishida-yamamoto akemi
- 6月6日
- 読了時間: 2分
先週末は皮膚科学会総会学術大会がありました。その中で今回私が一番興味を引いたのが医療の分野でのAIの導入の影響についてのセッションでした。会場は満席で、立ち見がでており、さらに廊下のモニターの前にも人だかりがでるほどの人気でした。
そこで話されていた内容は医療の中で生成AIがどのように使われるかということで、具体的には、医師と患者の間の会話を聞いたAIが診療録を作ってくれるようになり、退院時記録も入院中の記録をAIが拾って作成してくれたり、他院への紹介状も作ってくれるようになるとのことでした。
現在多くの医療従事者が電子カルテにデータや文書を入力する作業に膨大な時間を取られていますので、これは大いなる福音です。
AIの導入でできた時間的余裕を生かして今より質の高い医療を提供できるようになるでしょう。
AIに仕事を奪われるのではと危惧するのではなく、AIが代わりに仕事をしてくれるようになる将来、人間ならではどのような価値を社会に提供できるかを真剣に、そしてワクワクしながら考えていく必要があると思います。
この記事を書いた人:山本明美(旭川医科大学名誉教授・リーダーシップを育む成長支援コーチ)
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