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ブログ


職場への不満を行動に変える三つの問い~役職がなくても始められるリーダーシップ
大きな制度改革から身近な改善まで、気づいた人の主体性が社会を少しずつ変えます ― 愚痴を『自分にできること』へ変える主体性 皆さんは、身の回りで『どうして、いつまでもこのやり方なのだろう』『誰かが変えてくれないだろうか』と思っていることはありませんか。 職場の非効率な仕組み、女性医師が働きにくい勤務体制、必要な情報が届かない組織、地域の不便な連絡方法。 気になることがあっても、自分が声を上げるのは出過ぎたことではないかと考え、黙ってしまうことがあります。 日本では、謙虚であることが美徳とされてきました。相手を尊重し、自分の考えだけを押し通さない姿勢は、とても大切です。けれども、謙虚さと、必要な行動まで控えることは違います。 不満は、変えたいものに気づいているサイン 何かに不満を感じるとき、そこには『本当はこうあってほしい』という願いが隠れています。 連絡がもっと簡単になってほしい。 育児をしながらでも能力を発揮できる職場であってほしい。 若手が所属や地域に関係なく学べるようになってほしい。 不満そのものが悪いわけではありません。違和感に気づく感受
9月11日読了時間: 7分


面識のない人に依頼できますか~若手医師から教わった一歩踏み出す勇気
― 一歩踏み出す人のそばにいると、自分も動き出せる あなたは面識のない、ずっと年上の人に、自分たちのための講演をお願いできますか。 私は最近、皮膚科専攻医4年目の先生から、その問いを突きつけられるような経験をしました。 1人の勇気ある行動が、多くの人に勇気をもたらします といっても、先生から直接そう問われたわけではありません。 その方の行動を見て、私自身が考えさせられたのです。 面識のない若手医師から届いたメール 連絡をくださったのは、東邦大学医療センター大橋病院に勤務する、皮膚科専攻医4年目の須藤上治先生です。 須藤先生は、平成生まれの若手皮膚科医が、所属や地域の垣根を越えてつながる『平成デルマ会』の発起人でもあります。 平成デルマ会 Instagram https://www.instagram.com/heisei.derma/ 須藤先生は、私とはまったく面識がありませんでした。 それでも私のウェブサイトに掲載していた連絡先を見つけ、若手皮膚科医向けに皮膚病理のセミナーをしてもらえないかと、丁寧なメールを送ってくださいました。...
9月4日読了時間: 6分


自分の経験が一つにつながるとき~対話で見つけた私の本当の強み
「あのときの経験は、ここにつながっていたのか」 誰かとの対話をきっかけに、過去の出来事の意味が突然見えてくることがあります。ばらばらだった点と点の間に一本の線が引かれたような、深い納得感を覚える瞬間です。 人と人の出会い、対話のなかから点と点をつなぐ線が見えてくる 後輩の言葉で見つけた、思いがけない一本の線 退職後、元の職場を訪ねたとき、ある後輩に「これから、どんなふうに仕事を続けていきたいですか」と尋ねました。 返ってきたのは、こんな言葉でした。 「点と点がつながるような生き方をしたいです」 これは、私が退任記念講演や最終講義で引用した言葉です。 スティーブ・ジョブズが語った「点と点をつなぐ」という考え方に、私は自分なりの解釈を加えて伝えていました。 どの点と点が将来つながるかは分からない。つながらない点もたくさんある。だからこそ、今できる範囲で、たくさんの点を打っておくことが大切なのではないか——という考えです。 後輩がその言葉を覚え、自分の生き方を考える道しるべにしてくれていた。 そのことを知り、私が以前に打った一つの点が、彼女の未来につな
7月31日読了時間: 4分
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