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引き際が肝心

あなたは自分の引き際についてどう考えていますか?

スポーツ選手や芸能人なら「もうやりたいことはやりつくした」などと言って引退会見などをされますね。

そうかとおもえば生涯現役、と言って体力的な限界がくるまで何かに打ち込まれる芸術家もいらっしゃいます。

自分がその場にとどまることで誰にも迷惑をかけないならそれもまた生き方でしょう。

困るのはいつまでも実権を握っている裏の実力者のような方で、「院政を敷く」と表現される状態です。

そのような方は今まで持っていた権力を手放してしまって、自分のアイデンティティが失われるのが恐ろしくて退場することができないのだろうと想像します。

そうならないためには、自分のアイデンティティを唯一無二にしない事が大事だと思います。

惜しまれるくらいのうちに引退して、花を飾りたいものです。




この記事を書いた人:山本明美(旭川医科大学名誉教授・リーダーシップを育む成長支援コーチ

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