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忙しい人こそ考えたい「これからの自分の物語」

診療、会議、後輩の指導、研究、書類仕事。

毎日、目の前の課題を一つずつ片づけているうちに、気づけば何年もたっていた。

医療者の中には、そんな感覚を持っている方も多いのではないでしょうか。


これまで自分は「専門医を取る」「論文を書く」「上のポストにつく」「後輩を育てる」と、目の前に置かれた課題に応え続けてきた。

けれども、それは本当に自分が選びたい人生だったのだろうか。

そんな思いがよぎることもあるかもしれません。


私自身も、40年間の医師生活を振り返ると、「長期的な展望を持って歩いてきた」というより、目の前の課題を解決しながら、なんとか定年までたどり着いた、というのが正直な実感です。

周囲から期待される役割を果たしているうちに、自分が本当は何を大切にしたいのかを考える時間を十分に持てたとは言えない気がします。


そんな中、私がコーチの資格をとったコーチ・エイのYouTubeチャンネルの動画(下記)でハッと胸に刺さったフレーズが、動画の中で語られていた「無自覚に自分の物語を生きない」というものでした。


動画の中ではコーチ・エイの社員の方がそれまで「根性と馬力」で課題を解決してきたが、それでよいのか、という問いについて会長の鈴木さんと話をしています。

鈴木さんは、このまま社員の方が「根性と馬力」の人生を歩んでも良いし、別の生き方を選んでも良い。

ただ、どのような生き方(その人の物語)をこれから選んでいくかを意識するように、と勧めていました。


つまり、無自覚に自分の物語を生きていくのはやめようということです。

いままでの自分の物語(自分史)をこれからどう展開させていくのか、未来の章はまだ書かれていないわけです。

それを成り行きにまかせてしまって、人生の終盤になってから、「もっと自分の気持ちを大切にすればよかった」などと気づくのは残念な事。

必ずしもすべてが思い通りに進まないでしょうが、まずは、こうありたい、そのためにこうしてみよう、と考えて主体的に物語を進めていきたいです。


私も定年を迎えたとき、やっと自分の物語の成り行きを考え始めました。

これからの残りの人生をどんな人間として、何に時間を使って、どのように暮らそうか、そう考えながら物語をつくっています。


これまでのあなたは、どのような物語を生きてきましたか。

そして、これからの章では、どのような自分でありたいでしょうか。


  • 今までは安全な道を選んできたけれど、これからは少し冒険してみる。

  • 周囲の期待に応えることを優先してきたけれど、これからは自分の望みにも耳を傾ける。

  • 仕事を成し遂げることに集中してきたけれど、これからは人を育て、経験を次の世代に渡していく。


あなたの人生ドラマ、今後はどのような展開にしますか?

ちょっと立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

これからの「自分の物語」を書く
これからの「自分の物語」を書く

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