自分がいない学会でのプチサプライズ。こんな風に仕事が報われることがある
- ishida-yamamoto akemi
- 1 日前
- 読了時間: 3分
日々の忙しい診療や研究、あるいは後輩の指導の中で、医師や研究者の皆さんはご自身の仕事を続けるモチベーションをどこから得ていますか?
尊敬する上司からの承認、患者さんからの感謝の言葉、あるいは専門医などの資格取得・・・そんな感じでしょうか。
私が医師になったころも一つずつ手技や知識を身につけ成長を実感できることや、上司からの承認が大きなモチベーションになっていたと記憶しています。

しかし、臨床40年、そして教授としての10年を終え、定年退職した今は、当時とは違ったモチベーションも生まれています。
先日、元同僚から思いがけない話を聞きました。
私が参加していなかったある学会で、特別講演で登壇された先生が、私が過去に書いた論文を複数引用してくださっていたというのです。
さらに別の特別講演の先生は、ご自身が勉強に使っているものとして、私が公開している医師向けの教育目的のYouTubeチャンネルを紹介してくださっていたそうです。
その話を聞いたとき、私はとても嬉しくなりました。
もし自分がその場にいたら、少し気恥しかったかもしれない、とも思いますが、
自分のいない場所で、自分の仕事が誰かの学びの中で生きていたと知ることは、直接の称賛とはまた違う、非常に深い喜びがありました。
私たちの仕事は、目の前で称賛や感謝されるものばかりではありません。
苦労して書いた論文も、後輩へかけた言葉も、教育用の資料や動画も、すぐには反応が返ってこないことがほとんどです。
それでも、いつかどこかで、誰かの学びや判断を支えているかもしれない。
だからこそ、今している小さな発信や教育にも、意味がある、そう考えることで今日もちょっと頑張ってみようという気持ちが生まれる気がします。
あなたが今、目の前で向き合っている仕事も、いつかどこかで誰かの役に立つ日が必ず来ます。
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