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暖かい日中だけ花が開く性質、傾熱性というのですね

我が家の庭にはクロッカスが植えてあり、隣接する明るい林の中にも種が飛んだのか自然に小さな花を咲かせます。

常勤で忙しく働いていたころはずっと気づかなかったのですが、ある休日に在宅していると花びらが開いていることに気づきました。そして翌日が曇っていると花は閉じてしまい、もう枯れるのかと思いきや、晴れた日が来るとまた開花する、というのを何日か繰り返した後、枯れる、ということに気づきました。

左の開花しているのは4月7日、北海道美瑛町にしては晴れて暖かい日の開花している様子です。

右下の写真は4月10日、前日から雪も降る寒い天候で、日中になっても花は閉じたままです。

こういう性質、まさか気づいたのは私だけということはないだろうと思って検索してみると、ちゃんとありました。

傾熱性というのだそうで、光では無く温度に反応するそうです。

花びらをパラボラアンテナのように広げて中の温度を上げることで春のまだ寒い時期に暖を取りに来る虫を集めようという戦術とのこと。

傾熱性植物は他にはチューリップ、福寿草などで、春に一株に1つと少数の花が咲く植物に多い特徴のようです。

今日は勉強になりました。


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